マレーシアに新・生産工場の設立発表
クナウフ・インシュレーションは、グラスミネラルウール断熱材製品の新たな生産工場をマレーシアに新設することを発表致しました。
本日、7月31日付けで、クナウフ・インシュレーションは、マレーシアに1億2,000万ユーロを投じて工場新設が決まりましたことを発表しました。
新工場はマレーシア南部Johor Bahruに位置し、年間生産量75,000トンとなる見通しです。これは、アジア太平洋地域のグラスウールソリューションの急激な需要に対応が可能となる。
2020年初めの新工場完成を目指し、マレーシアでの180人の雇用が見込まれるとともに、アジア太平洋地域で60もの新しいポジションの雇用が見込まれます。
「アジア圏でのエネルギーコストの増加や、オーストラリア、日本そして韓国のような国々での厳しい省エネルギー建築規制によって過去最高の売上高を達成しました。」とクナウフ・インシュレーションアジア太平洋地域 地域統括責任者Stuart Dunbarは述べています。
「これは、優れた品質、性能、取扱いやすさ、そしてソリューションの持続可能性に対するお客様の評価の高まりを反映しています。」
新工場は、この成功に基づき構築され、、お客様にとって大きな利点となるだけでなく、当社にとって大きな競争力を実現します。最先端技術と制御装置を備え、アジア太平洋地域で最も効率的で持続可能な断熱材工場のひとつとなるでしょう。
工場では、製造工程において最大80%のリサイクルガラスを使用し、クナウフ特許取得済みの優れた圧縮梱包技術を採用しています。すべての製品は、クナウフ・インシュレーションの革新的なバイオベースバインダー場に特化した住宅用および商業ビル用の建物やHVACシステム、およびオーブン、車、冷蔵庫などの家庭電化製品のソリューションに加えて、サービスの強化と幅広い製品ラインナップを提供可能にします。
マレーシアからの効率的な輸送ロジスティックスにより、当社は東南アジア諸国で新たな物流パートナーシップを開拓し、日本、オーストラリア、韓国、ニュージーランド、シンガポールの主要断熱材市場でのプレゼンスを強化することができます。Dunbar氏は、「この新しい工場は、当地域でのお客様やパートナーへ、持続可能でありエネルギー効率の高い建物の開発市場の拡大を実現する多くの機会を提供するだろう。」と語った。
クナウフ・インシュレーションの最高執行責任者(COO)David Ducarmeは、「私たちは、Johor Bahruの新たな生産工場の設立を発表することができ大変光栄に思っております。この投資は、クナウフ・グループが断熱活動を世界の主要な事業柱の1つとして発展していくという長期的なコミットメントを証明しています。また、革新的な高性能断熱ソリューションの世界的なリーディングカンパニーになるための重要なマイルストーンとなります。